一般社団法人日本病院会 2023 年度「医療安全管理者養成講習会」第2クールで、2023年8月27日日曜日、遠隔によるImSAFER分析手法を行いました。
遠隔による分析実習にもかかわらず、グループワークが行われました。
集合研修においては1グループ5名から6名で分析実習を行います。これと同様に、遠隔で各ブレークルームを5名から6名で編成して行われました。各グループには1名のファシリテータが付き、分析結果の入力を行いました。
さらに、ImSAFER研究会からインストラクターの資格を持ったメンバーが数名参加し、各グループを定期的に回り分析のアドバイスを行いました。
通常、分析実習を遠隔で行う場合はグループワークの実施は極めて困難です。今回のように各グループにファシリテータが付くということは主催者側としては多くのリソースを必要とするのでなかなか実現できません。
今回はもちろん、これまでこのやり方が実行できたのは、国立医療科学院の種田先生が前日にTeamSTEPPSを実施し、この実習を通じてTeamSTEPPSファシリテータと各グループメンバーが、遠隔でのグループワークを経験していたからだと思います。
また、事務局側もたくさんの設備があり、このことが分析実習をスムースに行うことができた要因の一つだと考えています。
関係者の皆様、大変お疲れさまでした。