医療ヒューマンファクター工学

ヒューマンエラーの基礎知識

不注意は「当事者の注意が他のものに奪われ、適切な注意配分がされなかった」という「結果」です。「ヒューマンエラーは原因ではなく結果」なのです。
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ヒューマンエラーに対するイメージ

 ヒューマンエラーについて以下のイメージを持っている人が多いようです。
  • ヒューマンエラーは不注意で起こる。
  • ボンヤリとしているからエラーをする。
  • 緊張感を持って仕事をすればエラーなどしない。
  • プロなのだから、なお一層の緊張感を持って仕事をすれば、言い間違いなど起こすはずがない。
  • 自分が間違ったのは、自分がしっかりしていなかったからだ。だから、あの人がエラーをしたのは、あの人がしっかりしていなかったからだ。
  • 一生懸命にやればエラーなど起こさない。

しかし、一生懸命にやってもエラーは起こります!

目的と達成目標

目的
ヒューマンエラーを科学的に理解する。

達成目標
1.ヒューマンエラーの操作的定義
2.人間の行動モデル
3.行動モデルを使って事例を理解する

ヒューマンエラーの基礎知識

  • 順番に受講して下さい。
  • 一度、受講が終わると、終わった部分は繰り返し受講することができます。

講師

河野龍太郎

KAWANO Ryutaro

ヒューマンエラーは不注意で起こる、と考えている人は非常に多いです。もちろん、ぼんやりとしていたり、他のことを考えていたりすれば、目の前の物をよく見ていなかったため間違ったものを手にしたり、間違ったボタンを押すというようなエラーが発生するでしょう。
しかし、エラーは一生懸命に仕事をしても起こることがあるのです。
これを機会に、ヒューマンエラーはなぜ起こるのか、ヒューマンエラーとは何か、ヒューマンエラーの関係した事象をどのように考えればよいのかのヒントが得られれば幸いです。
受講するのは大変だと思いますが、ぜひ、最後まで聴いて下さい。
Patrick Jones - Course author
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