Sep 2 / KAWANO Ryutaro

2023年度第2回 大阪府看護協会 認定看護管理者教育課程 セカンドレベル

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2023年9月2日土曜日、2023年度第2回の大阪府看護協会で認定看護管理者教育課程セカンド研修で、「質管理 II」の安全管理について説明しました。
内容は、安全管理の実際、安全管理教育、そして、法令順守です。これを基本にして、8の項目について説明しました。
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まとまりのあるクラスになっていただきたい

研修は始まったばかりでした。
このコースのリーダーとサブリーダーがクジ引きにより(私がクジを引く役割を任されました(笑))決められ、早速、就任のあいさつがありました。研修は大変だと思いますが、楽しく最後までいろいろ学んでいただきたいと思います。

クラスのリーダーのあいさつ

動画はサブリーダーのあいさつの様子です。リーダーのあいさつ時には、カメラの準備が間に合いませんでした。
セカンドでは事例を2つ紹介しています。一つは、横浜市立大学病院の例であり、ほかの一つは京都大学病院の例です。前者はエラー対策が病院全体でシステマティックにとられていなかった事例であり、後者は物品管理にの問題だと考えられます。
ヒューマンエラーを低減し作業効率を目的とした「5S活動」が、当時の医療界では全く知られていないことに驚きました。

働き方改革の対策:連合軍を組むこと → 医療安全全国共同行動への参加

講義の中では、科学的思考に基づいて看護業務を行うことの重要性を強調しました。また、各病院が協力して医療安全に取り組むと作業効率がよいことを説明しました。
2024年4月、医師の時間外・休日労働上限規制がスタートします。この対策を実施するためには、医師には医師の仕事、看護師には看護師の仕事、というように専門家しかできないタスクを実施することが考えられます。さらに、どの病院でも同じように行っている業務は、各病院でバラバラで実施するのではなく、共通化できる部分は協力し合って、共有化して実施することが極めて有効だと私は確信しています。
この一つが、医療安全全国共同行動(https://kyodokodo.jp/)です。ぜひ参加して合理的な作業の省略を実施していただき、省略されて生まれた時間は本来の患者のケアとキュアに使い、よりよい医療を実現していただきたいと思います。
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