Jun 15

佐久総合病院主催 第20回医療事故防止のためのワークショップ

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2024年6月15日土曜日、9時から17時まで佐久総合病院主催の「第20回医療事故防止のためのワークショップ」が開催されました。
この研修会は毎年実施されてきたもので、途中、コロナ対応により開催を中止したことがありましたが、20回の長期に渡り実施されています。
2024年6月15日、第20回医療事故防止セミナー
第1回は2003年10月17日に行われました。
2003年10月17日、第1回佐久総合病院RMセミナー
2003年10月18日 翌日の発表会。分析手法も進化しました。表記方法が現在と異なっているのが分かります。

熱心な参加者

この病院の分析実習セミナーでの特徴は、2年次の初期研修医には参加が義務づけられていることです。このような病院は非常に珍しいです。
多くの病院では看護師を中心とした参加者が多く、医師の参加は少ないのです。

以下、セミナー参加者の内訳です。
◆参加者内訳
①講義+グループワークの受講者(合計42人)
 2年次初期研修医14人
 薬剤師1人
 看護師16人
 診療協力部(技術部)7人
 管理部(事務)4人
②グループワーク・タスクフォース(合計9人)
 医師3人(内訳:副院長1人、副診療部長=医療安全管理室室長2人)
 看護師4人(内訳:副看護部長1人、前医療安全管理者1人、看護師長1人他1人)
 医療安全管理者=看護師2人
③聴講者 10人
 医師2人(内訳:統括病院長、前統括病院長)
 農村医学研究所研究員1人
 臨床検査技師1人
 看護師1人
 感染管理認定看護師1人
 医療安全管理室専従職員3人

このデータで分かるように、病院幹部と医師の参加が多いのが特徴です。
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病院幹部と事務の参加の多い病院=よい病院が多い

筆者の経験(限られた経験ですが)では、病院長、副院長などの医師を中心とした病院幹部と事務の参加の多い病院はいろいろな面でいいところが多いと思います。
組織はトップが変わらないとなかなか変わりません。下からの改革はとても難しいと実感しています。参加メンバーの内訳を見ただけで、病院の本気度が理解できます。
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