Jul 10 / KAWANO Ryutaro

2024年度第4回医療安全全国共同行動支援ZOOMミーティング

J. Reasonの安全文化醸成の考え方

J.Reasonの来日(1997年12月10日)
2024年7月10日水曜日、午後8時から第4回医療安全全国共同行動支援ZOOMミーティングを開催しました。
本年度はPmSHELLモデルの各要素ごとにトピックスを提供し、それについて意見や感想、あるいは問題などについて話し合うことにしています。

「安全文化の醸成」について

今回は「m」すなわち、マネジメントでした。全体をマネジメントする、という意味で「安全文化の醸成」について話題を提供しました。
安全文化の醸成では、多くの講義では、次の4つの下位の文化が必要であるという内容で説明を受ける場合がほとんどだと思います。
それらは、報告の文化、公正の文化、柔軟な文化、そして、学習の文化です。
今回、私が提供した内容は、J. Reasonが彼の著書「組織事故」で紹介している安全文化について、なぜ、彼がそのような発想に至ったのか、について私の経験をベースに説明しました。
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彼のアプローチを理解することが重要

ソ連のチェルノブイリ原発事故後、安全文化重要性が叫ばれましたが、それをどのようにすれば醸成できるのかが分かりませんでした。重要性をは理解できる、しかし、これに答えを出すことがなかなかできませんでした。
それについて、J. Reasonは一つの答えを出したのです。今回のミーティングでは、彼の考える安全文化の醸成のための方法を提案したその背景について、私の考えを説明しました。
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