KAWANO Ryutaro

岐阜市民病院 ImSAFER分析Basicコース 集合研修

2022年10月29日土曜日、岐阜市民病院で、看護部主催のImSAFER分析手法Basicコースの集合研修が行われました。
看護部長を含48名の看護師が参加しました。午前中は講義で、午後は分析実習を行いました。
参加者は非常に熱心で、また、明るい雰囲気の中で実習が行われました。

広い会場と大きなスクリーン

場所が広いこととプロジェクターなどの設備が整っていました。特に、スクリーンが大きく、さらに、会場の中間には大型ディスプレイが設置してあり、受講者には見やすい環境だったと思います。

模造紙とカードを使った時系列事象関連図の作成

ImSAFER分析手法は、まず、何がどのように起こったのかを整理するために、時系列事象関連図を作成します。模造紙とカードを使った単純なやり方が一番いいと思います。薄い罫線の入った模造紙を使うと綺麗にカードを並べることができます。

大型スクリーンが非常に見やすい

発表はビデオカメラで、模造紙上のカードを撮影しながら、それを大型スクリーンに映し出して、発表者が解説しました。写真にあるように大きく映し出されるため非常にわかりやすいと思いました。

遠隔分析実習では困難で、場合によっては不可能なグループワーク

コロナ対応のためにZOOMを使って遠隔分析実習が取り入れられていますが、このやり方でのグループワークには限界があると感じています。まず、ZOOMの操作に習熟しておかねばならず、また、多くの参加者はノートパソコンを使用しているため画面そのものが狭く作業がやりにくいと思います。さらに、画面を共有しても共同で書き込むことが困難で面倒なのです。
その点、単純ですが模造紙とカードを使ったやり方は作業の分担がしやすく、グループワークも容易に実行することができます。

ビデオカメラと大型スクリーン

発表はビデオカメラで撮影し、その映像をプロジェクターに投影します。比較的簡単な仕組みですがその効果は大きいと思います。
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