KAWANO Ryutaro

慶友整形外科病院 事例分析実習

2023年6月24日土曜日、ImSAFER分析手法を使って、自分たちのヒヤリハット事例を分析しました。これまで年に2回の分析実習を行っていたこともあり、活発な意見が飛び交っていました。
2023年6月24日土曜日、ImSAFER分析手法を使って、自分たちのヒヤリハット事例を分析しました。
今回の分析実習は、自分たちの経験した事例を使って行いました。
各グループ5名、あるいは6名で9グループが3つの事例を手分けして分析しました。
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自分の病院で分析実習を行うメリット

自分の病院で自分たちのヒヤリハット事例を使って分析実習を行うメリットはたくさんあります。
1.経験の共有化
 自分の病院の事例をみんなで(各グループのメンバーは職種がいろいろでした)議論するので、現実に自分の病院の問題点を共有化することができます。
2.部署間のコミュニケーションの活性化
 グループメンバーは一つの部署ごとに集まるのではなく、他職種の混成メンバーでした。日常業務では他の部署の人と接する機会があまりありませんが、分析という共通の目標で話をすることができ、コミュニケーションの改善が期待できます。
3.視座の違いの共有化
 事例を違った職種の視座(立場、目玉の位置)から見るので、多面的なモノの見方を知ることが出来ます。特に、病棟で発生したヒヤリハット事例を、業務をあまり知らない職員から見るとどのように見えるかを知ることはとても参考になると考えられます。
4.分析手法の習得
 分析手法が習得できるメリットは、手順を理解するということはもちろんですが、さらに、モノの味方・考え方を学習することができます。特に、ヒューマンエラーはなぜ起こるのか、という基本的な知識が身につきます。
5.チームワーク能力の向上
 分析はグループ単位で行い、必ずリーダを決めて行います。分析作業を通じてリーダシップやメンバーの役割などを学ぶことができます。特に、リーダのやるべき業務や管理について学ぶことが出来ます。
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